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米本位制地域通貨「おむすび通貨」
愛知県豊田市でコメと交換できる地域通貨が誕生し、2010年5月1日から
一部の地域で流通が始まった。その名も“おむすび通貨”。 通貨単位は“むすび”といい、1むすびは無農薬・有機栽培・天日乾燥の 玄米0.5合(おにぎり1個分)と交換可能。この通貨を幅広く流通させる ことで、荒廃した農山村の振興を図ろうというのが目的。 世界初!愛知県豊田市で誕生したコメ兌換通貨の凄味~「腐るおカネ化」で流通の加速を目指す [ダイヤモンド・オンライン] このおむすび通貨は、これまでの通貨の概念自体を覆すことにチャレンジ している。それは通貨の“腐るおカネ化”。普通のおカネならば時間が 経てば金利分だけ価値が増えるところを、逆に減価していく。 米本位制なので、古米になれば価値が下がり、それを価値の担保としている おむすび通貨も、自動的に減価する。 その目的は、価値が下がる前に早く使いたくさせ、流通速度を上げる。どこか 一部の人に留まることなく、社会を循環していくという考えであり、 これは「普通のおカネは利息の支払いと金利の受け取りが起こり、貧しい人から 富める人のところにおカネが流れて滞留し、富の偏在を招く」ことへの挑戦だ。 「価値が減る通貨」と聞いただけでは何だそりゃ状態ですが、何故か自分は 『不思議の国のNEO– 未来を変えたお金の話』を読んでいたので、合点が いきました。おむすび通貨が上手くいくかどうかは判りませんが、今の経済の 行き詰まりを打破する処方箋/実験であることは間違いないと思います。
by y_gurizou
| 2010-05-17 20:45
| technology
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